五輪やサッカーW杯を放送するために放送局が支払う放送権料の高騰が続いている。NHKと民放が負担する放送権料は、2002、04年のソルトレークシティー・アテネ五輪では約211億円だったが、18、20年の平昌・東京五輪では倍の400億円を超える見通しだ。特に民放は直近のW杯南アフリカ大会とロンドン五輪で赤字となっており、苦しい状況が続いている。(本間英士)
「こっちはなんとしても(放送が)ほしい。『高いなら放送をやめるよ』という交渉ができないつらさがある」。民放連の井上弘会長は16日の定例会見で、放送権料を抑制できない背景の一端をこう明かした。