高騰する放送権料…東京五輪は400億円超 W杯も赤字、民放苦戦 (2/4ページ)

2014.1.25 12:19

 ロスから始まった

 放送権料の高騰は1984年のロサンゼルス大会から始まった。開催都市の金銭的負担を軽減するため、大会組織委員会がテレビ局の放送権料をつり上げる方法を考案。その後、IOC(国際オリンピック委員会)はこの「商業主義路線」を継承した。

 衛星放送などメディアの多チャンネル化や有料放送の増加もあり、大会ごとに放送権料は上昇。60年のローマ大会では100万ドルだったのが、50年後の2010年のバンクーバー、12年のロンドン両大会の合計では40億ドルにまで増えた。

 日本では放送権料の上昇を抑えるため、ロサンゼルス大会以降、NHKと民放各局が共同で放送権料を負担する「JC」(ジャパンコンソーシアム)を組んで対応している。グラフのように放送権料は大会ごとに上昇する一方、一昨年のロンドン大会では時差の影響もあり、視聴率とCM収入は伸び悩んだ。民放の場合、ロサンゼルス大会以降初めてとなる赤字に転落。20年の東京大会の交渉は今後行われるが、開催国のため高値が予想される。

FIFAも日韓大会から、多額の放送権料を徴収できるビジネスモデルに変更

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