「まずプロの農家向けに広めたい」と製品を紹介する味の素バイオ・ファイン事業本部の海老沢真専任部長(右)と小串匡彦専任部長【拡大】
アミノ酸肥料を葉面散布する実験では、温度管理のトラブルで弱っていたイチゴの樹勢回復やトマトの収量増加を検証。栄養素を葉から直接吸収させることで植物がタンパク質を合成する際のエネルギー消費を低く抑え、病害への抵抗力も高まる効果を確かめた。
核酸肥料の実験では、イネやメロンなどの根に直接散布し、根毛の発育を促す作用を確認した。分析の結果、根を形成する植物ホルモンを増やす効果があるようだという。
「実験してくれた農家の多くが効果に満足し、口コミで協力の輪が1000軒近くに広がった」と振り返るのは同事業本部の小串匡彦専任部長。