シャープが意識改革にこだわる理由 「良い文化を創る」 (5/6ページ)

2014.2.3 06:15

 そして今回、自由闊達なモノづくりに取り組んでいた古き良き創業時をお手本とした文化の創造に着手し、高橋社長は、よく周囲に「早川徳次創業者の伝道師みたいなもんや」と語る。

 まるで、松下幸之助氏が「松下電器産業(現パナソニック)は人を作る会社です。あわせて電気製品を作っています」と語ったエピソードをほうふつとさせる取り組みだが、いまのシャープを取り巻く経営環境は厳しい。

 自己資本比率は公募増資などで昨年9月末の6・4%から約12%へと回復したとはいえ、3月末には企業年金の積み立て不足分1200億円を負債として計上する必要に迫られる。帳簿上の処理のため現金はなくならないが、自己資本比率が8%まで減少する見込みで、製造業で健全とされる20~30%にはほど遠い。

企業風土改革や社員の意識改革になぜここまでこだわるのか

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