福島第1原発は圧力容器内を冷却するため、水を注入しているが、その一部は原子炉建屋内で漏洩(ろうえい)し放射性物質を含む汚染水となっている。汚染水を減らすには、建屋内の漏洩場所を特定し補修する必要があり、今回の調査ロボットの活用が期待されている。
実用化時期については、「資源エネルギー庁の補助事業のため、明言できない」(日立)としているが、これから現場での活動に即した設計作業を行う予定となっており、早期の投入を目指す。
福島第1原発1~3号機は、炉心溶解(メルトダウン)を起こし、原子炉内は放射線量が高い。このため人が作業できない状態が続いている。三菱重工業も2月に遠隔作業ロボットを投入しており、調査用・作業用ロボットの活用が相次いでいる。