ミャンマーの証券取引所設立を支援している日本取引所グループ(JPX)と大和証券グループ本社が、取引所の運営会社に出資する方針を決めたことが18日、分かった。ミャンマー政府に次ぐ株主となり、同国の資本市場整備支援を本格化させる。高い経済成長が見込まれるミャンマーとの関係を強化する狙いがある。
2015年に予定される取引所開設に向け、今年6月にも運営会社を設立。ミャンマー政府が51%、JPXと大和証券グループ本社傘下のシンクタンクの大和総研が、合わせて49%出資する。日本側の拠出額は十数億円になる見通しだ。
東京証券取引所(現JPX)と大和総研は12年、ミャンマー中央銀行と取引所設立支援の覚書を交わした。
JPXは制度規則面での設計などを手伝い、ラオスやカンボジアで取引所の設立支援を手がけた韓国取引所などに対抗する。
大和総研がシステム設計などを支援するほか、大和証券グループとしても昨年12月、開設後の新規株式公開(IPO)を目指す現地金融機関、アジア・グリーン・デベロップメント・バンクと助言契約を締結。IPOの実務に関して助言するほか、ミャンマー当局などと折衝する。
ミャンマーでは、昨年7月に証券取引法が成立。15年の設立を目指し、作業が進んでいる。