井伊 再エネをめぐってはコストの問題も指摘されています。
市川 昨年、ドイツの再エネに関するサーチャージは2万6000円にまで上昇しました。月額で2200円ぐらいです。しかも、そのほとんどが4.5%しか発電していない太陽光によるものです。ドイツの家庭はよく耐えているなと思います。再エネは将来、技術革新するかもしれませんので、継続して取り組むべきだと思いますが、現時点においては安定した電源として使えません。エネルギーの3原則である安全性、安定性、経済性の観点では、問題のある電源と言わざるを得ません。発電そのものは安全ですが、供給が不安定なため、停電が発生し生命の危険につながる。そういう意味では、安全とは言えません。コストが高い電源であり、経済性でも問題があります。3原則のどれをとっても問題がある電源です。今後、時間をかけ科学的に3原則に見合った電源にしていくのか、現状では方向性が見えていません。