英ヴァージンアトランティック航空は4日までに、ロンドン(ヒースロー)-成田線の運航を来年取りやめると発表した。1日当たり1往復で現在運航しており、ロンドン発成田行きは来年1月31日、成田発ロンドン行きは2月1日を最終運航とする。世界的な路線見直しの一環として、自社便での日本路線の運航からは撤退し、日本支社の閉鎖も検討する。
同社は1989年5月にロンドン(ガトウィック)-成田線を開設し、日本路線に就航。ビジネスクラス客向けに、東京近郊から成田空港、ヒースロー空港からロンドン市内を専用車で送迎するサービスも行い、一定の評価があった。ただ円安に伴う日本人客の減少や燃料費上昇などの逆風で、ここ数年は同路線の採算は厳しかったという。
同社のロンドン-成田線は、全日本空輸と共同運航(コードシェア)している。全日空は共同運航便の予約客を、全日空の羽田-ロンドン線に振り替える方向で検討するとしている。