これに対し、バンクラックの新ソフトはデータベースに取り込まず、パソコンのメモリー上で直接検索する方式のため、大規模データから目的の情報を素早く見つけだして分析できる。市販のパソコンでも1秒間に1億件のデータ検索が可能になる。また、業務用パソコンだけでなく、家電量販店で売られている家庭用パソコンにも対応する。
バンクラックの田嶋宣弘・最高技術責任者(CTO)は「現在、ビッグデータ検索の主流である処理ソフトを導入したサーバー10台で分析するデータ量を、新ソフトならパソコン1台で同レベルの処理速度を実現できる」と話す。
同社は、ソフトの小売価格を50万円程度と想定しているが、ベンチャー企業のため販路を持たないのが弱点。国内外の大手システム会社と提携し、世界で年間10億円の売上高を目指す。