まるで本物みたい!広がる3Dプリンタービジネス 課題は人材不足 (2/3ページ)

2014.10.25 17:17

3Dプリンターを活用して作られた本人そっくりの立体お面=大津市のREAL-f

3Dプリンターを活用して作られた本人そっくりの立体お面=大津市のREAL-f【拡大】

  • REAL-fが3Dプリンターを活用して作ったペットの立体肖像画

 同社の北川修社長は「顔から直接、型を取らなくても写真データだけで立体物を作れるようになった」と3Dプリンターの利点を説明する。お面は一個30万~42万円(税別)と値は張るが、芸能事務所や広告代理店からCMや映画、コンサートなどで使いたいとの依頼が相次いでいるという。

 宇宙にまで…

 経済産業省は32年に3Dプリンターの市場規模が1兆円に達すると試算。手軽に印刷するような感覚で複雑な立体物を作れるため、製造業関係者からは「魔法の箱」と呼ばれるほど支持を集める。米航空宇宙局(NASA)が部品などを宇宙空間で作る可能性を探るため、微小重力で作動できる3Dプリンターを国際宇宙ステーションに打ち上げるといった最先端の活用もみられ始めた。

 日本でも、医療や製造業などきめ細かさが求められる現場で採用される例も多い。仙台市のソフト会社、コンピュータシステム研究所は工務店などの依頼で、ミニチュアサイズの住宅模型を3Dプリンターで製作。図面やカタログに加え、顧客に新築の一戸建てのイメージを効果的に伝えられると好評だという。

「利用方法が分かる人材がいない」「装置の価格は高額だ」との声も…

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