日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が7日発表した10月の車名別国内新車販売台数は、トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「アクア」が前年同月比9.8%減の1万8031台ながら、2カ月ぶりの首位に立った。上位10車種全てをHVモデルがある車種や軽自動車が占め、燃費性能の高い車が引き続き支持を受けている。
首位のアクアは前月の2位から順位を上げた。消費税増税やガソリン価格の高止まりで家計負担が増えるなか、昨年12月の一部改良により燃費性能「世界一」を獲得した効果もあって根強い人気が続いている。
前月首位だったダイハツ工業の軽自動車「タント」は2位に後退したが、2.8倍の1万6237台と前年同月より大幅に販売を伸ばした。3位はホンダの「N-BOX」で20.5%減の1万3988台。
ホンダの小型車「フィット」は相次ぐリコール(回収・無償修理)の影響もあり、42.0%減の1万3506台と前月(3位)から4位に順位を下げた。
消費税増税後の需要低迷は長期化しているが、各社は販売てこ入れのため11月以降相次いで新型車を投入する予定で、新車ランキングにも影響しそうだ。