ニッカウヰスキー柏工場(千葉県柏市)の製造ライン。写真は「ブラックニッカクリア」(アサヒビール提供)【拡大】
竹鶴の今年の販売目標は当初、前年比15・3%増の12万8千箱(1箱=8・4リットル換算)としていたが、ドラマの注目度が高まるにつれ売り上げは伸び、9月に同40%増となる15万5千箱に上方修正した。
ところが、9月は前年同月比62%増の約1万7800箱を売り上げ、すでに1月からの累計は年間目標の約7割に達した。同社は「これほど増えたことはない」と驚きを隠せないでいる。
ニッカでは、ウイスキーの原酒は今のところ在庫でまかなえているが、来年以降に備えて今年は前年より1割ほど増産する。ただ「販売が落ち着く可能性もある」として大規模な投資は計画していないという。ウイスキーブームがどの程度定着するか、来年春のドラマ終了以降に見極めることになりそうだ。