ニッカウヰスキー柏工場(千葉県柏市)の製造ライン。写真は「ブラックニッカクリア」(アサヒビール提供)【拡大】
これに対して、サントリーは強気の戦略で押す。ハイボールブームを仕掛けた同社は、22年1~5月の「角瓶」販売が前年同期比76%増の124万ケースと計画を上回る大ヒットとなり、今のニッカと同様に出荷を抑えた経験がある。
昨年の山崎蒸留所(大阪府島本町)に続き、今年は白州蒸留所(山梨県北杜市)に蒸留釜を増設。それぞれ約10億円ずつを投じ、生産能力を1・4倍に増強した。日本のウイスキーブームを逃さず、伸びしろの大きな海外市場の開拓さえにらむ。