一方、公聴会で証言する清水博・品質保証本部シニアバイスプレジデントが声明発表前に提出した書面証言では、これまでのテストで、対象外の地域から回収されたエアバッグは破裂が起こらなかったと強調。「リコールの優先順位を高温多湿地域に置くことが国民の安全に最善だ」とした。
これに対し、11月26日にリコールの全米拡大を命じた米道路交通安全局(NHTSA)は書面証言で、リコール対象地域の拡大が必要だと判断できる証拠が得られれば、あらゆる権限を用いると強調している。(ワシントン 小雲規生)
タカタの声明のポイント
▽自動車メーカーの実施する全てのリコールを全力で支援
▽リコールで必要になる代替部品の生産能力を拡大。メキシコ以外の中国とドイツの工場の生産を増やし、競合他社とも協力
▽独立した品質保証委員会(委員長・サミュエル・スキナー元米運輸長官)を設け、製造工程を調査
▽元米運輸長官のノーマン・ミネタ氏とロドニー・スレーター氏が特別顧問に就任