--フジテレビジョンとも提携している
「デジタル化によって台湾テレビは4つのチャンネルを持っている。フジテレビの優れた番組を放映することで、若者の支持をさらに高めたい。またフジテレビは各種イベントや映画制作などで成功を収めている。経営資源の使い方は戦略上、大いに参考となる」
--今後の方向性は
「現在は自社制作の番組に注力している。優秀な人材の確保もこの戦略の一環。効果は確実に表れ、顕彰イベントでは多くの番組が優秀作品として受賞。こうした実績を武器に、タイやマレーシア、シンガポール、フィリピンなどアジア地域のチャイニーズ圏に向けて番組の売り込みに力を入れていきたい」
◇
【プロフィル】ホァン・ソン
台湾の輔仁(ふじん)大学卒。出版社や衛星テレビの設立に携わり、2007年台湾テレビ会長。54歳。台北出身。