日立製作所の東原敏昭社長は17日、フジサンケイビジネスアイなどのインタビューに応じ、足元で2兆円規模の情報通信事業に関しては、エネルギーや鉄道関連など個別の事業とビッグデータ解析技術などを組み合わせたサービス提供などを強化し、金額は公表しないものの、大幅に事業規模を拡大していきたい考えを示した。
2011年度にスタートしたグループ横断でコスト削減を目指す「日立スマートトランスフォーメーションプロジェクト(スマトラ)」の取り組み効果に関しては、今年だけで900億円の目標を超える1000億円規模になったことに加え、15年も1000億円強になるとみて、「15年までの累計目標に掲げた4000億円を超える規模は確実にクリアできる」との見通しを示した。
また、各社が力を入れるヘルスケア事業に関しては「15年はグローバル展開を含めて事業を加速したい。そのための先行投資も積極的に進める」とした。同社としては、特に「予防医療分野での仕掛けや、病院全体をカバーするITシステムの投入などをグローバル規模で注力する」考えを示した。