日本工作機械工業会は21日、定例会見を開き、2014年の工作機械受注額が前年比35.1%増の1兆5094億円になった発表した。2007年の最高額1兆5900億円に次ぐ2番目に高い水準となった。
内需は23.8%増の4964億円。政府による生産性向上設備投資促進税制や、ものづくり補助金などが寄与した。外需も円安効果に加え、北米や中国などでスマートフォンや自動車向けが好調で、41.4%増の1兆130億円となり、初めて1兆円を超えた。
日工会は15年も国内外で設備投資需要は高いと見ており、1兆5500億円の受注額を見込む。花木義麿会長(オークマ社長)は同日の会見で「国内は老朽設備の更新需要の継続があり、海外は北米を中心に堅調に伸びる」との見通しを語った。
円安を背景にパナソニックやキヤノンなどが国内生産を増やす動きが出ているが、花木会長は「現在の為替水準であれば、日本で増産する動きも、これからじわりと出てくる」と語り、工作機械の受注にも好影響を与えるとの考えを示した。