--ほかの株主の反応は
「詳しいことは話せない。ただ、われわれが発表している中期経営計画の内容やガバナンス面での課題について、丁寧に訴えていきたい」
--従業員持ち株会は、総会での自由投票を決めた
「もともと持ち株会は、一人一人が議決権を行使する権利を持っている。今回は特殊な状況なので自由投票に決めたということだ。企業価値や会社のあり方に対し、社員が考えを深めるきっかけになればと思う」
--仮に会社提案が可決されても、勝久氏から際限なく株主提案が出される恐れがある
「理論的にはありうるが、節度を持っていただくことを望んでいる。会社としても、総会後の安定化のための施策はとっていくべきだと考えている」
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■大塚勝久会長「社員の大半は私を支持」
--株主総会まで残り2週間となったが、現状は
「上場当時から大塚家具株を持ってもらっている機関投資家や金融機関を訪問している。今回の騒ぎのおわびと株主提案について説明しているところだ」
--機関投資家からの賛同は得られたのか
「今はまだ説明しただけだ。再度訪問して、支援を要請することになるだろう」