両者はそれぞれの計画で業績を回復させ、配当の増額を計画する。
どちらの計画に分があるのか。SMBCフレンド調査センターの田中俊上席主任研究員は「市場が縮小する中、家具業者が成長するには都市部で店を増やし、ぶらり立ち寄る不特定多数の客を取り込む必要がある」と指摘。そのためには「入店の心理的ハードルを下げなければならない」とする。
一方、まとめ買い需要が消えるわけではなく「一式販売のため郊外に広いショールームを構えることが適している」。ただ、土地確保などの面で「一気に拠点を増やすのは難しい」。
プロキシーファイトをめぐっては、大株主の米ファンドが久美子氏支持を表明。機関投資家の行動に影響を与える投資助言会社大手2社も、久美子氏の計画に賛成した。勝敗を最終的に決めるのは、議決権の約4割を持つ少数株主や個人株主で、両氏は支持獲得のため追い込みをかけている。