企業イメージの回復を目指し、「大感謝フェア」を開くと説明する大塚久美子社長=9日午後、東京都新宿区(山沢義徳撮影)【拡大】
大塚家具は9日、今月18日から全国16店舗で「大感謝フェア」を開くと発表した。実父で創業者の大塚勝久氏と経営権を争って株主総会で対決した3月27日以来、初めて公の場に姿を現した大塚久美子社長が「創業者の築いた価値あるDNAを継承しながら、新しい時代に適応していく」と宣言。「お客様の信頼を取り戻したい。社員総出で誠心誠意おもてなしします」と来店を求めた。「大感謝フェア」は今月末まで実施、通常価格から最大5割引きのセールを行う。
発表会見は、同社で来店客数が最も多い東京の新宿ショールームで同日午後4時半から開かれた。白のスーツ姿で登壇した大塚久美子社長は、第一声で「今回の騒動で多くの方に心配をかけ、信頼を損ねて申し訳ありませんでした」と頭を下げた。
新宿ショールームでは、セール開催に合わせて正面入口の接客カウンターを縮小し、入店時に求める会員登録を廃止。販売員が来店客に付添う接客手法も改めるが、販売する商品群については「低価格路線に走ることはない。良いものを安く提供するのが基本だ」と強調した。