重病シャープ…高橋流の正念場 危機感薄く「やる気のない社員」も (3/5ページ)

2015.4.11 17:16

記者会見に臨むシャープの高橋興三社長=2月3日、東京都港区

記者会見に臨むシャープの高橋興三社長=2月3日、東京都港区【拡大】

  • 業績予想を下方修正し、記者会見するシャープの高橋興三社長=2月3日、東京都港区

 高橋流

 高橋社長は25年6月の就任以降、現場の声を上層部に直言できる企業風土改革「かえる運動」に取り組んできた。背景には経営トップの判断に意見できない雰囲気が経営危機を招いた液晶事業への過剰投資につながったという反省がある。

 上位下達の強すぎた過去の社風を「けったいな文化を変える」として決別を宣言。社内では互いを役職ではなく「○○さん」と呼称する運動を本格化させ、風通しの良い組織づくりに腐心してきた。

 同時に、社員のチャレンジ精神を喚起する意識改革にもこだわった。会見では「社員が自分で判断して自分でチャレンジし、上からの指示を待たない。そういう企業風土に変えたい」と強調し、人事評価制度も減点主義から加点主義に転換した。

 さらに昨年10月には社内で公募した新技術やビジネスモデルを推進する「戦略投資枠」を導入し、やる気のある社員のアイデアの商品化や事業化に挑戦するチャンスを与えた。それら意識改革は社内に浸透しつつあり、やる気のある社員は自らのアイデアを実現するため上司にかけあったり、組織間を奔走したりする姿も見られるようになったという。

ただ、カリスマ経営者の独断専行を否定する高橋社長はあくまで…

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