重病シャープ…高橋流の正念場 危機感薄く「やる気のない社員」も (5/5ページ)

2015.4.11 17:16

記者会見に臨むシャープの高橋興三社長=2月3日、東京都港区

記者会見に臨むシャープの高橋興三社長=2月3日、東京都港区【拡大】

  • 業績予想を下方修正し、記者会見するシャープの高橋興三社長=2月3日、東京都港区

 ところが昨秋からの業績悪化で再び病気が重くなってしまった。これまでの中期経営計画が頓挫し、主力取引銀行に資本支援を要請を前提とした新しい中期経営計画を練り直すことになった。再び3千人規模の希望退職を募集するなど、さらなる外科手術にも迫られている。

 それでも、高橋社長は100年後にもシャープが存続するため社員の心に訴える漢方薬的な手法を重視し続ける。ただ、社員のそれぞれの自主的な判断に任せる高橋流は一方で、昨秋の業績の変調の兆しや円安進行など経営環境の変化への対応の遅れを招いてきたともいえる。

 中期経営計画の策定を予定する5月を迎えられるかどうか。高橋社長の判断と力量が問われる正念場だ。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。