【クルマ人】末永く愛されたい… ホンダ「S660」は期待以上の完成度 (3/4ページ)

2015.4.19 07:00

ホンダ「S660」発表会フォトセッションする椋本陵・開発責任者=東京・南青山(宮川浩和撮影)

ホンダ「S660」発表会フォトセッションする椋本陵・開発責任者=東京・南青山(宮川浩和撮影)【拡大】

  • ホンダが19年ぶりに発売する軽自動車の新型スポーツカー「S660」の開発チーム。後列中央が開発責任者の椋本陵さん=栃木県芳賀町

 「作業場所も満足に確保できず、全員が同じ部屋で作業した。朝から晩まで一緒の時間を過ごしているので、何かトラブルが起きるとすぐに議論が始まり、直接関係のない担当も巻き込んで話し合いができた。震災はメンバー全員が同じベクトルに向くきっかけになったと思っている」

 --開発コンセプトは

 「痛快ハンドリングだ。きっかけになったのはメンバーで乗車したゴーカート。ハンドル操作がダイレクトに伝わる感覚がおもしろく、全員で議論してコンセプトを練り上げた。開発当初から車の楽しさはスピードだけではないと思っていたので、スピードが出なくても楽しめるゴーカートを参考にした部分は多い。例えば、ドライビングポジションでは重心を低くすることで体感速度を上げることにもつながると分かったし、自然に手足を伸ばした先に操作機能を配置させたこともゴーカートからヒントを得た」

開発から4年で「期待以上の車ができた」

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