ガス小売りの全面自由化への対応を急ぐ大津市企業局【拡大】
全国の都市ガス事業者は200余り。そのうち公営ガスは1割超を占める。そのなかでも、大津市の顧客数は約10万世帯で、公営ガスとしては仙台市(約35万世帯)に次ぐ第2位の規模だ。
大都市のベッドタウンとして人口も増加基調にあることを受け、増収が続く優良事業者だ。利益率は大阪ガスなど都市ガス大手に引けを取らず、全国の都市ガス事業者のなかでトップクラスだ。
ただ、それだけに全面自由化後は、事業エリアが絶好の草刈り場となる可能性が高い。「関西電力が乗り出してくるかも」。大津市の関係者はこう懸念する。ガス小売りが部分的に自由化されて以降、関電はガス販売を強化。販売量は都市ガス大手3社に次ぐ規模になっている。