“電力戦国時代”の様相 打倒東電、関電も越境「奪われた分は取り返す」 (2/5ページ)

2015.7.12 07:01

新電力の洸陽電機の太陽光発電設備。発電施設を整え供給力を確保している=兵庫県淡路市(洸陽電機提供)

新電力の洸陽電機の太陽光発電設備。発電施設を整え供給力を確保している=兵庫県淡路市(洸陽電機提供)【拡大】

  • 日本卸電力取引所でモニターに映し出された電力の取引画面=東京都港区

 新電力の業者数も全国で急増している。25年度末に192社だった経済産業省への届け出は今年6月10日現在で673社になっている。洸陽電機も、自社で太陽光発電所や地熱発電所を運営するだけでなく、日本卸電力取引所(東京都)での取引などで供給力を確保している状態だ。

 山本会長は「市場に電力は余っており、供給量は大丈夫。家庭に販路をつくるため、顧客基盤を確立しているガス会社などと提携を進めている」と説明。来年4月に小売りが自由化される家庭向けへの布石を打っている。

 とられた分は、別エリアで

 大手電力各社も準備を進めている。多くの大手電力は子会社を新電力として届け出ており、自社のエリア外で企業向けに販売している。

 東京電力は、グループの新電力、テプコカスタマーサービスを通じて関電や中部電力のエリア内で企業向けに電力を販売。この子会社は昨年10月から大手家電量販店「ヤマダ電機」の関西、中部地方の62店舗に電力供給しており、大手電力会社による越境販売の先兵の役割を果している。

関電も負けてはいられない

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。