“電力戦国時代”の様相 打倒東電、関電も越境「奪われた分は取り返す」 (3/5ページ)

2015.7.12 07:01

新電力の洸陽電機の太陽光発電設備。発電施設を整え供給力を確保している=兵庫県淡路市(洸陽電機提供)

新電力の洸陽電機の太陽光発電設備。発電施設を整え供給力を確保している=兵庫県淡路市(洸陽電機提供)【拡大】

  • 日本卸電力取引所でモニターに映し出された電力の取引画面=東京都港区

 また、中部電力は25年、三菱商事から新電力のダイヤモンドパワーの株式80%を取得して子会社化し、同社を通じ首都圏、関西圏に進出している。

 関電も負けてはいられない。子会社の新電力、関電エネルギーソリューション(ケネス、大阪市)が首都圏に進出し、今年2月からヤマダ電機の首都圏4店舗に電力販売するなど巻き返しを図る。ケネスは、電源開発(Jパワー)と三井造船の合弁発電会社だった市原パワー(出力11万キロワット、千葉県市原市)の全株式を数十億円を投じて取得。巨大市場で自主電源を確保した。さらに東電への対抗策として6月に東京営業部を設置し、さらなる営業攻勢をかける。

 さらに家庭向けの自由化を見据えて、それぞれ異業種との協議を進めている。セット販売で電気料金を安くするためだ。東電は全国販売に向けソフトバンクとの提携を進め、日本瓦斯(東京)とTOKAIホールディングス(静岡市)のガス事業2社、有線放送大手USEN、さらには各種のポイントサービスとの連携と先行する。

中部電も携帯会社などの提携を進める

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