「原材料は常に厳しく選定している。バターは国産のものでなければ納得のいく味わいが出せない。砂糖も、商品に合わせて特別精製した粒の大きなグラニュー糖を用いている。粒の大きさが最適な砂糖でなければ、生地の膨らみ方が悪くなり、良い食感が出せないからだ。小麦粉も当社の仕様に合わせてブレンドしたものを使っている。コストはかかるが、お客さまに愛されている味は絶対に変えない」
--1887年の創業以来、128年の歴史がある
「創業者が『甘納豆』を考案し、露天式の菓子屋で売り出し評判になった。2代目も『知也保(ちゃぼ)』という卵形の最中を作り、全国でも珍しい菓子の実用新案を取得し、全国に名前が知れ渡った。他にないものを作りたいという社風があるのかもしれない。先代からは『24時間、物事を考え続けていなければ駄目だ』と教えられた」