スマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット型端末とともに将来最有望とされるウエアラブル端末。実際、米大手調査会社IDCが6月18日、今年、全世界で出荷されるであろうウエアラブル端末は昨年の約2・7倍にあたる7210万台で、2019年にはこれがさらに1億5570万台に急増するとの予想を発表するなど、その人気は急速に高まっています。
そんなウエアラブル端末の市場を牽引(けんいん)する象徴的な存在がアップルウオッチとあって、昨年9月にその存在が公にされるやいなや、全世界で爆発ヒット間違いなしと騒がれました。
さらに、携帯型のデジタル音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」やアイフォーンといった革命的なIT機器を世に送り出したアップルの伝説的な創業者兼会長、故スティーブ・ジョブズ氏からバトンを受けたティム・クック最高経営責任者(CEO、54歳)が初めて世に出す新カテゴリーの製品とあって、一般消費者だけでなく、業界からも熱い視線が投げかけられてきました。
確かに、そうした期待通り発売当初は大変な話題となり、日本を含む全世界で購入者が殺到しました。ところが、7月7日付米経済系ニュースサイト、インターナショナル・ビジネス・タイムズ(IBT)や同月10日付英紙インディペンデント(電子版)などが、米調査会社スライス・インテリジェンスの調査結果を基に報じたところによると、アップルのお膝元である米国で、人気が急落していることが判明したのです。