大和ハウスが物流に力を注ぐ理由 創業者の遺志継ぐ「Dプロジェクト」 (1/4ページ)

2015.9.22 17:07

大和ハウス工業の発展の礎となった「パイプハウス」(同社提供)

大和ハウス工業の発展の礎となった「パイプハウス」(同社提供)【拡大】

  • 大和ハウス工業グループの物流施設
  • 大和ハウス工業のグループ会社が建設した物流施設で働く女性従業員ら=今年8月、大阪市港区(西川博明撮影)
  • 大和ハウス工業のグループ会社が建設した物流施設で働く女性従業員ら=今年8月、大阪市港区(西川博明撮影)

 日本初のプレハブ住宅メーカーとして知られる大和ハウス工業が「Dプロジェクト」と銘打ち、物流施設の開発事業に力を入れている。テレビCMなどで「物流も大和ハウス」とアピールを強めている。社史や物流の市場動向をみると、同社が物流施設に並々ならぬ思いを抱く理由が浮き彫りになってくる。(西川博明)

 実は祖業

 「当社の創業のルーツは倉庫にある。この成功が後のプレハブ住宅、店舗などに進化していった」

 大和ハウスの浦川竜哉常務執行役員は、物流施設事業に注力する理由についてそう力説する。

 社史をひもとくと、創業5年前の昭和25年にさかのぼる。大阪湾岸部に洪水被害をもたらしたジェーン台風の際、竹がしなっても元に戻る光景をヒントに、創業者の石橋信夫氏が鉄パイプ製の倉庫を開発した。この倉庫は旧国鉄で相次ぎ採用され、後に日本初のプレハブ住宅メーカーに飛躍する礎となった。

 大和ハウスの平成27年3月期連結決算では売上高2兆8107億円のうち、物流施設を含む事業施設分野の売上高は全体の20・6%を占め、同社にとっては住宅以外の事業の大きな柱になっている。

さらに大和ハウスが「Dプロジェクト」として…

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。