タカタ、米当局に最大242億円制裁金 ホンダは使用中止を表明 (2/2ページ)

2015.11.4 23:53

エアバッグのリコール問題で民事制裁金を科され、陳謝するタカタの高田重久会長兼社長=4日、東京都港区(早坂洋祐撮影)

エアバッグのリコール問題で民事制裁金を科され、陳謝するタカタの高田重久会長兼社長=4日、東京都港区(早坂洋祐撮影)【拡大】

 タカタは硝酸アンモニウムを使ったガス発生装置の製造・販売も中止し、他の薬剤を使った装置や他社製品への切り替えを進める。

 硝酸アンモニウムは湿度や気温で不安定化しやすく、異常破裂の一因との見方があったが、タカタは適切に製造すれば安全と強調、リコールの交換部品としても使用を続けてきた。

 高田会長は「われわれは安全だと思っているが、自動車メーカーや当局に懸念があるのは事実だ。経営判断として(変更を)決めた」と説明した。

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