日産、エアバッグからタカタ製ガス発生装置を除外 「お客様の安全を第一に」

2015.11.7 21:49

 日産自動車は7日、エアバッグを膨らませる薬剤に硝酸アンモニウムを使用したタカタ製のガス発生装置を新型車に使わない方針を明らかにした。硝酸アンモニウムはエアバッグの異常破裂の原因と疑われており、タカタと米道路交通安全局(NHTSA)が製品の生産・販売中止で合意している。

 日産は「お客様の安全を第一に考える」と説明。リコール(回収・無償修理)の対象になっているガス発生装置の交換を急ぐ考えを示した。その他のタカタ製品の使用中止については明言していない。

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