日本郵便は12日、国内に住む全ての人に12桁の番号を割り当てるマイナンバー制度の通知カードについて、11月末までに全世帯に配達するという政府目標の達成は難しいと発表した。各地の郵便局に到着しているのは11日までの3週間で全体の42%に当たる約2400万通。「現状のペースでは非常に厳しい。残業を増やすなどして対応したい」と説明した。
配達の遅れがあっても、内閣府の担当者は「来年1月の制度の運用スタートは変えない」と強調しているが、政府の見通しの甘さが露呈した形で制度を円滑に運用できるのか国民に不安が広がりそうだ。日本郵便によると、配達が完了したのは11日時点で595万通だった。