マイナンバー通知カードの配達が11日時点で全体の1割程度にとどまっている問題で、高市早苗総務相は13日の閣議後会見で、その原因について「国立印刷局の製造や搬入工程で当初予定より最長で1週間遅れた」と、通知カードの製造を担当する国立印刷局の工程遅れを挙げた。「一部の地域では、さまざまな事情で12月にずれこむかもしれない」と政府の当初予定より遅れる見通しにも言及したが、来年1月からという利用開始スケジュールは見直さない考えだ。
高市総務相は、印刷局の作業計画について「印刷は15日、郵便局への差し出しは22日までに完了する予定」と述べた上で、「まずは正確に届けるのが何より。配達が12月下旬までかかると、税に活用するために企業が従業員から番号を集める作業も厳しくなるので、1日も早くお願いしたい」と1月からの利用開始への影響に懸念を示した。
ただ、「夕方や休みの日など限られた時間の中で配達する人は大変だと思うが、丁寧かつ迅速にできる限りのことをやってほしい」と全世帯に1カ月あまりで届ける計画を進めている配達員をおもんばかった。