【サーキット考】(7)チーム運営に欠かせないマネジメント能力(PR) (2/3ページ)

2015.12.2 06:30

レクサスの「RC F GT3」

レクサスの「RC F GT3」【拡大】

  • ピットイン中にタイヤ交換するマシン
  • LMcorsaのファクトリーで整備中のレクサス「RC F GT3」

 モータースポーツは予期せぬトラブルがつき物。レース運びは基本的にチーム監督に全権委任しているが、マシントラブルが発生したときに続行するか棄権するかといった大きな判断は、俣野氏が下す。ゲストのピット見学などスポンサーの対応も彼の仕事だ。手掛ける業務は幅広い。

 「お客様に見られることを意識して、パドックはきれいにまとめたい。見劣りだけはしたくないです」

 メカニックには頑固者が多く、管理が難しい部分もあるという。「ドライバーやメカニックが融合できるように、うまくまとめるのが私の仕事。誰か一人違う方向を向いているときは厳しく一喝するときもありますが、嫌々でも言うことは聞いてくれる。とはいえ、ずっとお客様のお車の事だけを考えてきた職人が、すぐにチームのために動けるようにはなりません」。

 《チームの「協調性」が大事》

 一番大切にしていることは組織の一体感だ。「私がいつも口にするのが『協調性』です。レースも他の仕事も一人ではできません。『レースで勝ちたい』という目標に到達するために、人の話を聞ける人間になってもらいたい」。

「普段から会社で一緒にやっているのはわれわれの強み」

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