ゲームを開発して販売すれば終わりだった企業とユーザーとの関係性が、最近はユーザーのコミュニティから寄せられる意見を開発に採り入れ、改善していく傾向にある。ゲーム実況やeスポーツのようなイベントに参加してもらい、ゲームへの関わりを感じてもらうことで生まれる新しい市場を、今後は重要視していく必要があるという。
VRについては、「プレイステーションVR」をソニー・コンピュータエンタテインメントで手掛けているワールドワイド・スタジオ プレジデントの吉田修平氏が登壇して、「バーチャルリアリティシステム『プレイステーションVR』の展望」という演題で、システムの概要やVRがもたらす可能性について話した。
「プレーヤーがゲームの世界に入り込め、今まで体験されていなかったことが体験できるようになる」のがVRの大きな特徴。映画や小説といったフィクションの世界で夢の技術として語られた技術が、2010年代に入って一気に進んだ理由として、吉田氏は「スマートフォンの爆発的な普及、コンピュータの3Dグラフィックス性能の飛躍的向上、リアルタイム3Dグラフィックスを使った高品質なインタラクティブエンターテイメント開発ツール・開発者の存在」を挙げた。