国内の聴き放題音楽配信サービス、各社が持ち味出しユーザー獲得へ (2/5ページ)

2015.12.31 06:56

Amazonデジタルミュージック部門バイスプレジデントのスティーブ・ブーム氏

Amazonデジタルミュージック部門バイスプレジデントのスティーブ・ブーム氏【拡大】

  • 日本で音楽配信に取り組む有力事業者がそろい踏みしたTIMMのセミナー

 「定額制のストリーミング・サービスを利用している人たちは、音楽がすごく好きで、一定のお金を払って、好きなアーティストを一生懸命聴いていたいと思っているのではないだろうか」とブーム氏。「音楽の販売を通して分かったのは、そうした人たちが音楽を聴きたいという人に占める割合が、決して多くはないこと。プラスアルファの会費を払ってまで、音楽を聴きたいという人に向けたサービスからは外れているが、音楽は好きだという人に対してプライムミュージックは提供する」。

 3990円の年会費を払えば、配送費や配送時間で利点を得られ、映画やテレビ番組といった豊富な映像の配信サービスも受けられるプライム会員。プライムミュージックの登場で、音楽というメニューが新たに加わった形となり、それなら聴いてみようかというライトなリスナーを取り込める。音楽があるならプライム会員になってみようと思う人も出てくるだろう。

 他社はどうか。10月に東京・お台場で開かれた国際的な音楽見本市の第12回東京国際ミュージックマーケット(TIMM)で、KKBOX、AWA、LINEミュージック、レコチョク、グーグル・プレイ・ミュージックという、日本でストリーミング音楽配信サービスを行っている主要事業者が勢ぞろいして、現在のサービス概要や今後の展望などを話した。各事業者の担当者がそれぞれのサービスについて説明。そこからは、同じ音楽ストリーミング・サービスを手掛けていても、内容やスタンスに違いがあることが浮かんできた。

台湾で始まり、日本へと進出したKKBOXの場合は…

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