震災5年、新技術で「通信確保」 可搬型基地局、ドローンなど導入 (3/4ページ)

2016.3.11 07:12

伊勢志摩サミットに向け、NTTドコモは周辺地域の基地局に津波監視システムと地震予測システムを設置した=三重県志摩市(NTTドコモ提供)

伊勢志摩サミットに向け、NTTドコモは周辺地域の基地局に津波監視システムと地震予測システムを設置した=三重県志摩市(NTTドコモ提供)【拡大】

 ソフトバンクは9日、携帯電話の基地局が停止した被災地に搬入する衛星回線利用の可搬型基地局の設置訓練を千葉県柏市で実施した。災害対策室の米原裕雄課長は「ダウンした基地局を1秒でも早く復旧するのが使命」と話す。

 同社は重量120キロの可搬型衛星基地局を合計200台保有するが、衛星基地局は約2割軽量化。衛星回線を5分ほどで自動捕捉し、基地局1台で携帯電話13台が利用できる。

 実用化へ制度改正も

 人が入り込めない危険地域の監視や物資の搬入など災害対策にドローンの活用も増えそうだ。KDDIはドローンを使い、携帯電話が使えない災害で孤立した地域で、住民の端末からメールを吸い上げて電波が通じる地域で送信するシステムを開発。実用化を目指している。

「移動する“基地局”はまだ法律上難しい」と指摘するように…

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