日本郵政は15日、入院中の西室泰三社長(80)が退任し、後任にゆうちょ銀行の長門正貢社長(67)が就任する人事を内定した。4月1日付。西室氏は2月8日の検査入院後、復帰のめどが立っておらず、任期の6月を待たずに交代することになった。
現在、社長を代行している鈴木康雄副社長(65)ら4人の副社長はいずれも留任する。また、長門氏の日本郵政社長就任に伴い空白となるゆうちょ銀の社長は、当面、田中進副社長(56)が代行する。西室氏は6月まで取締役に留まる。16日に開く取締役会で正式に決める。
日本郵政は、昨年11月に傘下のゆうちょ銀、かんぽ生命保険とともに東証一部に株式上場した。ただ、傘下2社の株式の追加売却など経営課題は山積しており、早期に新たなトップを据え、グループの経営体制を整えることにした。