AI活用する産業ロボで業界標準めざす ファナック、米シスコなど4社が組む (1/2ページ)

2016.4.18 16:50

記者発表するファナックの稲葉義治社長(中央)ら=18日、東京都港区(宇野貴文撮影)

記者発表するファナックの稲葉義治社長(中央)ら=18日、東京都港区(宇野貴文撮影)【拡大】

 ファナック、米シスコシステムズ、米ロックウェルオートメーションと人工知能(AI)分野のベンチャー、プリファードネットワークスの4社は18日、産業ロボット関連事業で協業すると発表した。

 工場で稼働する産業ロボをネットワークで接続して制御し、AI技術を活用して、自律的な判断ができるようにするシステムを開発。今年の秋~冬に、自動車メーカーを中心に製造業界に提供を開始し、2~3年後に売上高を数百億円規模にまで成長させたい考えだ。

 ファナックとシスコはすでに、工場で稼働する産業ロボをネットワークに接続して遠隔監視できる「ゼロダウンタイム機能(ZDT)」を共同開発している。稼働状況を解析し、故障を予知して生産・製造ラインの停止・中断を回避できるようにする仕組みだ。

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