記者発表するファナックの稲葉義治社長(中央)ら=18日、東京都港区(宇野貴文撮影)【拡大】
これをAI技術で進化させ、産業用ロボットがプログラムどおりに稼働するだけでなく、人間のように学習して作業の習熟度を高め、自律的に最適な判断を行い、複数のロボが互いに協力し合ったり、工程変更などを行ったりすることができるという。
労働人口の減少や人件費の高騰を背景に、産業界では、工場の高効率化・自動化システムの需要は高まっている。
ファナックの稲葉善治社長は「今後も参画企業を増やし、デファクト・スタンダード(事実上の標準=業界標準)になるよう頑張りたい」と語った。