【三菱自不正・会見詳報(2)】「日産からの指摘で発覚」相川社長、辞任には否定的 (1/4ページ)

2016.4.20 21:59

燃料試験における不正行為について会見する三菱自動車の相川哲郎・取締役社長兼COO(中央)ら=20日、東京・霞が関の国土交通省(伴龍二撮影)

燃料試験における不正行為について会見する三菱自動車の相川哲郎・取締役社長兼COO(中央)ら=20日、東京・霞が関の国土交通省(伴龍二撮影)【拡大】

 --不正をしたのはどの部署か

 中尾副社長「数値の不正を行った部署は当社の性能実験部。その中で、どのレベルまでが関与していたか、現在調査中で、社内だけでの調査では透明性がないため、外部の独立した有識者の調査を行って、全貌を解明していきたい」

 --日産自動車からの指摘で発覚した

 中尾副社長「日産自動車から指摘があったのは、昨年8月に、当社と日産自動車と協業で作っている現在の軽乗用車の次期車を今後日産自動車のほうで開発をお願いする、ということが決まった。その後、11月ごろ、次期車の燃費の試験を始めるために、現行車の1号型の『デイズ』の燃費を測定したところ、届出値との乖離がある、ということで本件について合同で調査したいと申し入れがあった」

 中尾副社長「今年の2月に当社と日産自動車と一緒になって実際の燃費調査した。3月に分析した結果、走行抵抗に差があるということが判明しました。4月内に社内で調査を始めた。最終的に不正が行われていたと発覚し、社長へ報告したのは4月13日。この件を日産に報告したのは18日」

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