さらばオレンジ車両 「暗い・汚い」イメージ一掃…大阪環状線で進む大規模改装 (3/6ページ)

2016.10.2 17:08

新型車両の導入に伴い、順次姿を消すことになった「103系」。関西在住者にとってなじみ深いオレンジ色の車両はJR大阪環状線のシンボルだった=大阪市北区のJR大阪駅
新型車両の導入に伴い、順次姿を消すことになった「103系」。関西在住者にとってなじみ深いオレンジ色の車両はJR大阪環状線のシンボルだった=大阪市北区のJR大阪駅【拡大】

  • JR西日本が大阪環状線に投入する新型車両

 こうした「暗い」「汚い」といった負のイメージを一掃しようと、JR西は大阪環状線で全線開通以来初めてとなる大規模改装を計画。全19駅が対象で、平成25年度から5年間で300億円強を投じ、施設の美化や新型車両の導入などを進めているのだ。

 すでに大阪城公園や森ノ宮など5駅のリニューアルは完了した。

 桃谷駅では8月末、高架下におしゃれなカフェやフラワーショップなどが入る商業施設「ビエラ桃谷」が開業した。以前はパチンコ店や倉庫があった場所だった。オレンジ白書で指摘されたトイレも現在、改修工事が進められている。商業施設は森ノ宮と玉造の両駅にも新設された。

 JR西によると、これまで新幹線や東海道線などに重点的に投資し、大阪環状線の大規模改装に手が回らなかったという。近年、都心の人口が拡大傾向にあることも投資を決断した背景にあるようだ。

大阪環状線はほかにも複雑な問題を抱えている

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