清涼飲料の国内市場は5兆円規模だが、業界首位のコカ・コーラでもシェアは3割に届かない。アサヒビールとキリンビールの大手2社でシェア7割を超えるビール業界などと比べメーカーが乱立し、小売りに対する価格交渉力も乏しい。このため、値下げ競争に拍車がかかり、「清涼飲料は酒類に比べ利益率が低い」(大手ビール幹部)状況にある。
業界では、平成23年にサッポロHDがポッカコーポレーションを子会社化し、24年にはアサヒグループHDがカルピスを買収。清涼飲料2位のサントリー食品インターナショナルは昨年、日本たばこ産業(JT)から自動販売機事業を買収するなど再編が進んでいたが、今回の提携は再編をさらに促しかねない。