【日本発!起業家の挑戦】失敗寸前から成功 400万人利用の音楽コラボアプリ「nana」、異色経歴の代表に聞く (3/5ページ)

nanamusic代表の文原明臣氏
nanamusic代表の文原明臣氏【拡大】

 --どう持ち直したんですか

 「少ない資金でどうにかアプリをデザインし直し、nanaのUX(ユーザーエクスピリエンス)を向上させました。それまでよりもずっと使いやすくなったと思います。ユーザーがサウンドをソーシャルメディアで共有できるようにもなりました。これが成長の最大の要因だと思います。若者がnanaについて再び語り始め、ダウンロード数が増加し始めました。その時からずっと伸びが続いています。今年は、1月から6月まででの登録ユーザー数が100万人増えました」

 --ユーザー同士が実際に会えるイベントも開催していますね

 「はい。nanaの世界観をリアルで体験する『Nanaフェス』を15年に開き、1000人ぐらいが集まりました。今年も8月に予定しています。ライブを聞くだけではなく、飛び入りセッションやカラオケもある参加型のイベントです」

 --ユーザー同士がバンドを組んだりプロになったりした事例もありますか

 「はい。それは結構あります。nanaで出会って結婚したカップルもありますよ」

 --音楽は国境を越えます。異なる国に住むユーザー同士が音楽でコラボをしていますか

 「実は残念なことに、今のところ国内のユーザーは国内のユーザーとコラボをするケースがほとんどです。外国でも、フランスのユーザーはフランスのユーザーとコラボしています。ソーシャルメディアで共有される範囲や言語の壁が主な要因ですが、将来的にはもっとグローバルなコラボが生まれるのを見たいですね」

リスク覚悟で起業

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