ダイオウイカ、なぜ厳寒の日本海に現われる? (4/5ページ)

2014.3.2 12:23

 「イカは交接・産卵すると雌雄とも死んでしまいます」

 だから、そう長くは生きられないはずだという。平衡石のリング数から年齢を推定する手段もあるが、大型個体で調べられた例はないそうだ。

 生活史そのものが解明されていない。漂着雌の体内から見つかる卵は、直径1~2ミリと巨体に似合わず小さい。おそらく海面を漂いながら孵化(ふか)するのだろうが、海洋調査でダイオウイカの卵や子供が採集された例はない。ウナギより、もっと分かっていないのだ。

 姿形の謎も深い。生息海域によって腕の長さや太さ、体形などに違いがあり、ダイオウイカには、これまで18種の学名が存在した。

 ところが、である。世界の海から集めたダイオウイカのミトコンドリアDNAの全塩基配列を解読したところ、ほとんど違いはなかったのだ。

世界の海の中深層には膨大な量が暮らしているはず

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。