スカイツリー開業2年 混雑嫌った客流入、周辺商店街に活気戻る (2/3ページ)

2014.5.19 15:26

 パン屋「業平 キムラヤ」は、デニッシュ生地をくるくると高さ約15センチに巻き上げ、見事にツリーを再現した「タワーデニッシュ」が人気だ。建設中に考案されたメニューだが、当時の建設に沸いた商店街の様子を知る人々が完成後に訪れ、「なつかしい」「まだ売っていてよかった」と買っていくという。

 店の手伝いをする北条朱実さん(50)は「もともと地元の人たちが利用する店だったが、各地から繰り返し来てくれるお客さんが増えたと感じる。『地元愛の結晶』といってくれるのもうれしい」と話す。

 鉄道利用も増加

 東京ソラマチなど一帯の施設は、東武伊勢崎線とうきょうスカイツリー駅に直結し、平成25年4~12月期は鉄道事業の輸送人員で約630万人、収入で約15億円の押し上げ効果があったという。ツリーを見ながら歩けるため、浅草駅周辺や墨田区の街にも人が回遊し、ツリー駅に止まる栃木や群馬方面への特急の利用客も増えている。東武鉄道の担当者は「鉄道会社は街をつくらなければならない」と話す。

墨田区も観光客の呼び込みへ新たな取り組みを本格化

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