《佐藤弁護士はこう述べて、今後も片山被告の弁護人を続けることに強い意志を示した。記者からの質問が始まる》
記者「今後の弁護方針は?」
佐藤弁護士「片山被告が多重人格障害ということもあり得るが、『そんなことで無罪にはなるわけないじゃないですか』と本人は言った」
「しかし、コントロールできず事件を起こしてしまっているプロセスを明らかにできれば、情状面で考慮してもらえるかもしれない」
「この事件に社会的意味があるとすれば、彼がどうしてこういう犯罪者になってしまったのかに光をあてることも必要だ」
記者「真犯人からのメールの内容の意味は?」
「前は愉快犯的な感覚で文章を作成し、今回は必死の思いで真犯人ならこう書くだろうと思ってやった。『あの片山が書くはずがない』というところまで踏み込んで書いて、支援してくれた人の名前も書いて、自分じゃないかと疑われることを防ぐためにあえてそうしていた」