【プロフィル】松井孝典
まつい・たかふみ 昭和21年、静岡県生まれ。東京大学卒業。同大学院博士課程修了。国内における惑星科学の第一人者。NASA研究員、マサチューセッツ工科大学招聘(しょうへい)科学者、マックスブランク化学研究所客員教授、東京大学大学院教授を経て平成21年4月から現職。東京大学名誉教授。平成2年、旧ソ連による探査機打ち上げ計画に参加。平成19年「地球システムの崩壊」で毎日出版文化賞。
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≪宇宙に関心がある学生へ≫
□上席研究員・荒井朋子氏
■「やりたいことをはっきりさせ、アイデアを持て」
メテオプロジェクトの中心で活躍する上席研究員、荒井朋子氏が研究するとはどういうことかについて語った。
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6月の再打ち上げ後は、メテオの観測データは積極的にホームページで公開する。また、大学の東京スカイツリータウンキャンパスの大型画面にも配信するので、多くの人に見てもらいたい。
メテオプロジェクトは、今回はISSの窓越しにカメラを置くが、次の段階は宇宙空間にカメラを置くことを考えている。窓越しではできないさまざまな分析ができるようになるからだ。
メテオプロジェクトのような短期の研究をシリーズ化して繰り返しやることは、研究者にとって修練でもあり、成熟度も増すきっかけとなる。何十億円もかかる探査プロジェクトの場合、練習もできず1回失敗するとそれっきりとなってしまうこともある。短期の小さい研究は成果こそ小さいけれど、蓄積されていく。