--結果的に「似ている」という指摘がある。どのようなお気持ちか。
佐野さん「こういう事態になったことは非常に寂しいというか残念です。ただ、デザインの理念としては何ら損傷はありません。ゼロから作ったものなので、これ以上のものもないし、東京五輪・パラリンピックのこれからの活動を集約するエンブレムになったと自信を持っています。何ら意思が揺らぐことはありません」
--過去のデザインも「似ている」という指摘を受けている。どう感じるか。
佐野さん「そういった声があるとしたら、ものすごく残念です。アートデザイナーとして、物をパクることは一切ありません。自分の子供のようにデザインを育てているつもりなので、そういう声が出ることは寂しいです。ただ、いろんなことに影響されることはあります。普段生活しているものから、いろんなものから影響されることはあります。しかし、物を作る者の定義としてそれ(パクり)はやってはいけないと思っています」