日本ミシュランタイヤの広報担当は「掲載前に行われるプレセレクションについては公開していない」と明言を避けるが、調査は、覆面の調査員が店を訪れ、一般客と同様のサービスを受けた後にリポートを提出する方法で行われているとされる。
ガイドでは一つ星を「そのカテゴリーで特に美味しい料理」と定義しているが、「(寿司や天ぷらなどの)特定のカテゴリーだけを調査しているという意味ではない」といい、粉もんが対象ではないとも断定できない回答だ。
ただ、食の雑誌『あまから手帖』編集顧問でフードコラムニストの門上武司さんは「なぜ粉もんの店がミシュランの星を取れないか、正確には分からない」としながらも、「ミシュラン側にそれだけの余裕がないのでは」と推測する。
調査員の数にも限りがあるなかで、関西にある粉もんの店の数はものすごく多い。一方で、過去に掲載した店の再調査もしなくてはならない。だから、「粉もんにまで人手を割くことができないのではないか」という。
キーワードは「革新」
だからといって、将来にわたって粉もんが選ばれる可能性がゼロなわけでもなさそうだ。